あなたはなぜ結婚したいのですか？

先日テレビで婚活特集をやっていました。

婚活者へのインタビューで
 
「あなたはなぜ結婚したいのですか？」
 
という質問をしていました。

多くの答えは、

• 「安定した生活をしたい」
• 「好きな人とずっと一緒にいたい」
• 「一人だと寂しいから」
• 「普通結婚して家庭を持つから」

みんなその通りだと思います。
ただひとつ、忘れてはならないことがあると思うのです。

昨今の晩婚化や少子化、そして「婚活」という言葉に象徴されるように、結婚をするのに活動をするのが当たり前になったこの世の中。
その理由は、物質的に豊かになったことや女性の社会進出など様々あると思います。
とても素晴らしい人類の発展です。

その反面、心の進化・発展はどうでしょうか？

生まれながらにしてものは何でも揃っていますし、自分のしたいがあればだいたいのことはかなうでしょう。
それを自分自身の力で手に入れたような錯覚に陥ってしまいがちです。

冒頭の「あなたはなぜ結婚したいのですか？」の質問に対する答えをもう一度確認してみましょう。

• 「安定した生活をしたい」
• 「好きな人とずっと一緒にいたい」
• 「一人だと寂しいから」
• 「普通結婚して家庭を持つから」

これらの共通点は、

• 「自分がこうなりたい」
• 「自分がこうしたい」

ということです。
もちろん人間ですから当然のことです。

ただそれを実現するためには、相手の協力が必要なのです。
しかし相手に自分の幸せを求めるだけでは負担に思われ、うまくいきません。
相手に年収・会社・容姿など条件をつけすぎると婚期が遅れるのはこのためです。

ではどうしたらよいのでしょうか？
まずあなたから将来のお相手に、幸せを差し上げてみてはいかがでしょうか？

• ご縁があった方がどのような方でも、まず感謝してみましょう。
  もしフィーリングが合うようならば、「あなたがしてほしい」と思うことを、先にお相手にして差し上げましょう。
• やさしい言葉をかけてほしかったら、やさしい言葉をかけられたときに「ありがとう」と言ってみましょう。
   
• 気を利かせてほしかったら、あなたが先に気をまわしてみましょう。
  あなたが男性だったら建物や車のドアを率先して開けてあげる。
  あなたが女性だったらレストランでサラダを取り分けてあげる。
  お相手の気持ちを知りたければ、まずあなたから気持ちを打ち明けてみましょう。

こんな小さなことからでよいと思います。

あなたはなぜ結婚するのでしょうか？

それは
 
「あなたが幸せになるために、お相手を幸せにするため」
 
だからです。

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