土曜日の午後の事、明日お見合いを控えたＡ子さん33歳が
「迷ってしまって〜」
と、春らしい洋服を二着持って現れました。

Ａ子さん「これとこれ、どちらが似合うでしょうか〜」
私　　　「こちらね」 
それは、イエローのアンサンブル上着に、濃い山吹色の花柄スカーフでした。
部屋一杯可憐に咲く春の菜花畑になりました。
春を彩る山吹の花は黄色を表わす代表的な　「山吹色」です。

黄色は、人に甘えたい、誰かに守られたいと言う心情の現れと言われているそうです。
黄色はまた、身に着けていると若々しく、明るく楽しそうにも見えます。

この女性のように、あなたもいざという時に、着て行く服が決まらなかったり、髪が思うようにまとまらなかった事があるかと思います。
服装で印象もかなり違ってきます。
身だしなみにも価値観、センス、信頼度が見えてきます。
高価な物でお洒落をと言うのではなく、目的に応じて調和のとれた「服装」でよいのです。
何を、どれを着て行こうかとの緊張感もまた人を綺麗にしますし、あなたの好感度も上がることになります。


よく「勝負色」と言う言葉を聞きます。

ここでは自分に似合う色、または好きな色は心落ち着けますし、自分を綺麗に見せる「勝負色」ともいえるのではないでしょうか。
そして好感度もあがる、というわけです。
「ここ一番」という時、あなたの「勝負色」で素晴らし人生のパートナーとの出逢いを実現して欲しいと思います。 

さて、先日緊張して日曜日のお見合いに出かけたＡ子さんはいま、素晴らしい爽やかな36歳の男性に出会えて、楽しいデートを重ねていらっしゃいます。

Ａ子さんは、
「黄色は、私に幸せを運んで来てくれました。」
と、以前より益々綺麗になりました。


二人の幸せを見守って行きたいと思います。