今年も待ちに待った桜が咲きました。

事務所隣の個人のお宅ですが、毎年二本の桜が見に花をつけては、その下を通る人を楽しませてくれるのです。

そんな中、二台の乳母車の一人お母さんが

「古澤さ〜ん」
「お久し振りで〜す」
と、声を掛けてくれたのでした。

二年前に当相談所で同い年のA男さんとご結婚さた、Y子さん41歳でした。

生後半年くらいの赤ちゃんを連れたお母さんと散歩中とか。
公園で仲良しになり、週二回はこうして出かけるのだそうです。

乳母車に目をやると、ご主人様にそっくりな男の子・・・

「お陰さまで二ヶ月ちょっとなんですよッ」
遠い昔の事で忘れていました〜
二ヶ月で顔もしっかり目もパッチリ、手も足もバタバタと存在感をアピールですM男ちゃん〜

忘れもしません二年半前、

「話を聞くだけですよッ」
と念を押されて、
システム等、活動の内容等を話すと
「今日からでも入会できますか？」
と、輝いた目が印象的でした。

ご両親は他界されお兄さんと二人暮らし。
フラワーデザイナーの資格を持っていて、その知識と経験を活かしての職業の彼女でした。

「両親と一緒に、つまり同居の方をお願いします。
お料理もお買い物も、町も一緒に歩きたいんです。」
「頭髪や、身長学歴も気にしません。
身体（髪や身長）のことは自分の意思ではどうにも出来ませんから」
「年収も普通で良いのです。」

と・・・

「ただ、太った方だけはごめんなさい。
自分の管理次第でどうにかなるもの・・・」

と、しっかりとしたお考えをもったY子さんだったたことを覚えています。

望みは
「明るく何でも話せるいつまでも恋人同士でいられるお相手」
でした。

４回目のお見合いで　今のA男さんとゴールインでしたが、Y子さんの望んだ通りの旦那様でした。
Y子さんにもマンションがありますので、今はA男さんのご実家と行ったり来たりとの事です。

その後、Y子さんの楽しそうなご家庭を見て
「私も結婚したい」
と、幼馴染のT子さんも入会活動されました。

彼女も年下の方とめでたくご結婚され、今はお互いのお宅を行ったり来たりの楽しい交流をされているようです。

「出会いの機会を与えてくれたブリスリィさんには、本当に感謝しています。」

「迷ったりした事もありましたが、励ましや応援、アドバイスを頂いてよい方向に導いてくれた結果でした。」
「あの時、ブリスリィさんに説明を聞きに行っていなかったら、活動していなかったら、今の主人と出会えていませんでした。」
「この子も生まれていませんねッ感謝しています。」

と、優しい目がM男ちゃんに〜

すると、分かったかのように、全身で答えてくれていました。

しみじみと、　
「何があってもこの子の顔を見ると、暖かい気持ち優しい気持ちになれるのですよッ。」
と、素晴らしいお母さんの顔になっていました。

当然ですが、「出会い、人との繋がり」は幸せを感じさせますし「素敵」です。
今日のこの気持ちを忘れずに、これからも「幸せ」のお手伝いをさせて頂きたいと思っています。